第105回定例会のお知らせ
日時:2023年12月14日(木)19:00~21:30(受付開始:18:30)
会場:サロン・ド・ジュリエ

講演日時:2023年12月14日(木)19:00~21:30

講師:ペドロ・ガジェゴ(Pedro Gallego)氏
   (元アンダルシア州代表事務所長、元ガリシア州政府事務所代表、現ELIKEN CORPORATION 代表)

演題:「アフリカ大陸にあるスペイン、メリージャ市 Melilla, una parte de España en África」

講演言語:日本語

参加費(含む懇親会費用): 4,000円(会員及び会員家族) 5,000円(非会員)

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メリージャは500年以上前からスペインに属している都市であるにもかかわらず、イベリア半島からは地中海を隔てたアフリカ大陸側にある小さな領土なので、いまだにスペイン人の中にさえ、知らない人がたくさんいる都市です。しかし最近では世界的な不法移民問題の関係での事件事故などが起こり、スペイン国内だけでなくBBCや CNNなどのニュースメディアで取り上げられることも増えました。

実際にはこの都市は、ヨーロッパの街としてのイメージはそのままに、しかしアフリカ大陸の北側に位置するという地理的特徴から、ここを訪れる人誰をも驚かせるユニークな特徴を持っています。ここではメリージャのスペインの都市としての起源を振り返り、アフリカにおけるスペインの歴史、特に19世紀から20世紀初頭にかけてのこの都市の役割について簡単にお話しさせていただきます。

メリージャは多文化の都市です。またその建築からはガウディのモダニズムとの関係をうかがい知ることができます。さらに、メリージャが現在直面している課題、ヨーロッパの南の国境として不法移民問題や隣国モロッコとの関係についても言及いたします。

お話の中では、写真やビデオを多くご覧いただき、メリージャの今をありのままにお伝えできれば、と考えています。

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このご講演は元々6月にオンラインで開催予定でしたが、無期延期となっていたもので、その後来日された講師に今回は対面式でご講演いただくものです。

皆様ご興味のあるテーマと思いますので、是非ご家族、ご友人をお誘いいただき奮ってご参加ください。

7月に引き続きリアルな定例会となりますが、講演会の後は、恒例の各種お料理をつまみながら、スペイン高級ワイン飲み放題の懇親会をお楽しみいただきます。